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世界遺産検定

  • 3月8日
  • 読了時間: 3分

本日行われたNPO法人世界遺産アカデミー主催の第63回世界遺産検定3級に合格しました(CBT受験なので終了時点で合否が判明します)。いわゆる試験勉強というものは10年ほど前の日本渡航医学会認定医療職試験以来でしたが、錆びつき始めた脳みそを叩きながらおよそ2ヶ月程度の準備期間で91/100点とまずまずの出来栄えだったと自負しております。社会人になってから英検や漢検の3級を受験経験のある方ならご理解いただけるでしょうが、隙間時間などを使ってコツコツとテキストや過去問をこなせばフツーに合格できるレベル、実際3級の合格率は毎回90%弱程度です。


世界遺産検定は年3回実施され、難易度順にマイスター、1級(1,200余件の全世界遺産が対象)、準1級(800件)、2級(300件)、3級(100件)、4級(日本国内の26件のみ)があります。有名人ではお笑い芸人のあばれる君がマイスター(高校社会科の教員資格をお持ちだそうですがそれにしても凄い!アカデミーのアンバサダーでもあります)、俳優の宮崎美子さん、鈴木亮平さん、芦田愛菜さんが1級です。なお検定合格者には国内複数箇所の世界遺産見学の際に何らかの特典があるそうですが、加齢とともにすっかりインドア派になった身には関係ないかも。無論趣味の資格ですから仕事に関係するわけもなく(渡航外来の相談に多少役に立つ?)、めちゃくちゃ旅行好きというわけでも、まして資格マニアでもありません。高校時代の社会科特に歴史の授業は理系クラスの私には苦痛でしかなく、とりわけ分厚かった山川出版社の世界史+日本史の教科書を重ねると机上仮眠に程よい高さだったことだけはよく覚えています。当然睡眠学習効果は皆無でしたので、今回の受験に際し何十年ぶりにあの舌を噛みそうなほど長ったらしい古今東西の地名や人物名のカタカナ、漢字の記憶に格闘するも本当に閉口しました。従って2級へのチャレンジは当面保留としておきます。


世界遺産の現物を目の当たりにすれば特段の知識がなくても何がしかの感動を得ることは間違いありません。また現代ではネットを駆使すれば居ながらにして綺麗な動画で見ることも可能です。ただその歴史や成り立ちを知ることによって”世界遺産 World Heritage”の理解が深まるとともに、後世まで人類共有の遺産として残り、語り継がれて欲しいと願わずにいられなくなるのです。私も偶然見た世界遺産人気ランキング的なテレビ特番で、憧れのモン・サン・ミシェルの詳細な解説映像を見たことが今回の検定受験のきっかけになったのですが、過去にそれとは知らず訪れた世界遺産のことも改めて当時の感動の記憶を噛み締め直しています。地上波テレビTBSで日曜日18時からその名もズバリ「世界遺産」という番組を放映していますが、スポンサーでもあり制作にも関わっているキャノンの映像力で微細な部分まで描写され、さらに鈴木亮平さんの世界遺産愛のこもった抑制の効いたナレーションも相まって静かな感動を味わえる週末の癒しです。今夜はお休みのようだけれど100件分で脳みそいっぱいだから良しとしましょうか。


ロシアによるウクライナ侵攻、イスラエルによるガザ地区殲滅、直近では米国・イスラエルによるイラン空爆でそれぞれの国の世界遺産の損傷や破壊が伝えられています。また紛争や自然災害だけでなく地球温暖化などによる環境破壊も一部の世界遺産に悪影響を及ぼしているようです。悠久の時を経て文化遺産を築き上げてきたのは我々の祖先ですが、これらや自然遺産を破壊してしまうのも今を生きる私たち人間なのです。畏敬の念をもって見守って欲しいと心の底から願います。

 
 

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